ラジオ村・村長の旅歴史日記(207)

  昭和62年4月下旬、三角町の斉藤万芳氏の
”三角町を考える会”ではいろいろ勝手な事を
おしゃべりした。
  三角町は通常サンカクと読めるので、サンカクに
まつわるいろいろをやったらと言う事になり、
前回も紹介した通り”三角関係”を解消する神社
の設立も面白いのではと、ここには海に張り出す
高い岩があり、その岩山の上に神社を創建し、
岸壁に「ここから飛び込まないように!」と
看板を立てる。悩み事だけに自殺しかねないので
注意はしておかないと、しかし問題が問題だけに
事件が起こらないとはかぎらないので、がけの
途中にセンサーを取り付け、万一飛び込む人が
いたら、そのセンサーが稼動して網を張り
飛び込む人間を受け止めるようにすれば
命は助かるので、そうなると後にお礼にお参り
にやってくること請け合いで・・・、などと
とんでもない提案をしながら会合は終った。
こんなやりとりをしにあちこちの町に出掛ける
ことがけっこうあった。こうしていろんな町の
人々と交流が進んでいった。