あんなこと こんなこと(107)

  あいかわらず蒸し暑い天気が続いている。梅雨が明けるまではまだ少し時間がかかるようだ。
一歩外に出ると梅雨のあい間に夏の太陽が顔を出し、なんと空には入道雲が現れているでは
ないか!確実に夏はやってきている。田んぼの稲もすくすくと育ち、赤トンボも飛んでいた。
いつのころか私たちは気象台が「梅雨明け」を宣言しないと梅雨明けを確認できない人間に
なってしまったが、少し雨が降ろうと、こうした自然に会うともう梅雨が明けて夏が来ていると
思う。ちょっとずれるているだけで、もう夏になっているんだ。その証拠に梅雨があけると
鳴くセミが一歩早く鳴いているし、自然が梅雨明けを宣言している。なにもマスコミに
宣言されなくとも、梅雨はもう明けているのだ。ただ雨は少し残っているだけだ。・・・