落第坊主の履歴書(663)
平成12年に開店した私の店でなんとか特徴ある食べ物を出さねばといろいろ 考えた結果落ちちいたのがカレーを開発しようと言うことだった。たまたま 八代市に2年間住んでいる間にある喫茶店で食べたカレーがおいしかったので そこのカレーを真似しようと思い、何度かその店に通って味を確かめ、野菜 カレーだったのだが、私なりの味にすることが出来、”村長さんカレー”と 名付けて出すことにした。 カレーも何種類ものルーをまぜ合わせ、独特の味にし、キャベツを炒めて 入れただけのものだが、独特の味になった。大好評でうれしい限りだ。何も わからにままの店の開店だったが調理を手伝ってくれる人も見つかり、会合を 開いてもそこいらの店に負けない味の料理が安い料金で出るので、助かった。 そもそも町お越しの会合とか、村長を囲む会とやらも含めて他人の店に行っては 開けない会合をやることが目的だったので、ほそぼそとそうした会合を開いては 町の人たちとの交流を深めていった。 そのうちに山鹿市の行政改革懇話会の委員の募集があり、これに参加、運よく 採用され3月から専門家にまじって素人の委員として会議に参加することになった。 一回の会合に出席するごとに5130円の手当てが支給され、少しは山鹿のために なるかな?と思いながら、会合では積極的に発言し仲間を増やしていった。 またこの会合に出席するようになって当然のことながら市役所の職員とも 顔なじみになり、いろいろと意見交換する機会も増えていった。これは仕事の 上でもプラスになっていった。