落第坊主の履歴書(678)

 平成16年ベトナム歌舞団を呼んだ時の物語りだ。石で作られた手製のマリンバだから
ものすごい重さだ。迎えに行ったスタッフが荷物の運搬を手伝おうとしてもとてもとても
持てるものではない。そんな珍しい楽器をはじめとして大量の楽器が山鹿に運び込まれた。
宿泊施設のホテルも今までの中で最高に多い荷物、置き場所に困ったようだ。
  最初は阿蘇など県内の観光に廻ったが、私も音楽会の進行役をやる以上親しくなって
おかないと思うようには出来ないので、その旅行に同行した。踊り子さんたち総勢7〜8人
だったが、みんな若いが旅の疲れで観光バスの中ではぐったり、阿蘇山上の食堂に着くと
とたんに元気になり、かたことの英語で少しやりとりが出来るようになった。


 ベトナムでの稽古の様子とか、話を聞いてみるとかなりきつい訓練をやっているようだ。 
さすがに体つきはしっかりしており、バスを降りるとすぐに体操をして体を伸ばしたり、
プロの行動を示していた。
 そんな彼女たちだったが、第一日目の歓迎パーテイーでの彼女たちのお酒を飲むこと、
焼酎を気に入って、水割りどころかストレートで・・・、何杯飲んでもくずれ
「美味しい!  おいしい!」と、食べることも達者だったが、アルコール類には目が
なかった。夜遅くまで二次会にも付き合うし元気そのもの。言葉はわからないが、若い
だけにオシャベリだ。服装も日本の若者とほとんど変わらず、国家管理の歌舞団だけに
規律は正しかった。