あんなこと こんなこと(189)

 今日は我が家の地区は資源ゴミを出す日だ。10種類ぐらいに
分別して出さなければならない。今だに私はその分別の仕方が
はっきりわからない。と言うのも、例えば新聞にしても、かつては
ちり紙交換と言うことで、業者が直接回収にきて、まさにちり紙と
交換をしたり、また業者に持っていけば買い取ることもやっていたが
最近は行政の回収に出すようになっているとは言え、新聞配達の業者に
回収を頼むとトイレットペーパーがもらえることすらある。
 その新聞社の配達所によると、それを売ったお金で福祉施設に
車椅子を送ることが出来ました、と言う報告をもらっている。
こうなると少しでも社会のためになったかなとうれしくなり
先が見えてよいことだと思うのだが、資源ゴミ回収ではそれが
はっきりわからない。家電製品にいたっては本来なら消費者が
処分費用を持たねばならない事になっているが、回収業者が
街中を周り無料で回収してくれている。いろいろと矛盾のある
こうした姿を見ているとゴミの回収一つでも行政のやっていることに
無駄が多いことに気が付く。
 今の社会には、こうした無駄が多いことは明らかだ。身近なところから
しっかり考え、見つめ直さねばと思う。
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