あんなこと こんなこと(193)

 久しぶりに菊鹿町の”一寸法師”と言う店に出掛けた。ここは私が現在もやっている
RKKラジオ「こちら九州ラジオ村」の大フアンで、今までに何度も行ったことがある店
なのだが、ここ10年くらいご無沙汰していた店で、もう忘れられているかと思ったら、
こちらから何にも言わないのに「山鹿に住んでいるんですよね?・・・・」と言う
ではないか!  今でもラジオを聞いている証拠で、うれしかった。
 そではともかく、ここの店のたべものはお米は勿論のこと、やまめを養殖しているので、
”おむすび定食”を頼んだのだが、出てくる食べ物はすべて自家製と言う。
こんにゃくにしろ、梅干、お茶に至るなで、お茶は”やまちゃ(山茶?)”と言う
ものだったが独特の味でこれもおいしかった。周りを見ると見なれない鳥がカゴの中に
いりので「この鳥は?」と聞くと「ほうしろ鳥(俗称 朝鮮ウグイス)って言うやつで・・・」
と言うではないか、この店の当たりにいっぱい野生でいるので捕まえたんで捕まえた
ものですと言うではないか。メジロなどは捕獲禁止だがこれは外来種なのでむしろ
駆除をかねて取るように進められていると言う。しかも鹿児島などの鳥の業者から
依頼があって捕獲してくれと言うわれ、なんと一羽2000円ちかくで売れるという。
山に住むんで全てが金になると言う生活、うらやましい生活だ。
 しかしよく話を聞くと野生の鳥が少なくなったと言うではないか!「何故ですか?」
と問うと「雑木が少なくなって、木の実などがなくなり、鳥住めなくなったんですよ・・・」
と言うではないか!杉「ばっかりを植えるからだと言う。町で生活しているものは
気が付かないが。こうした人間の行動が知らぬ間に自然をどんどん破壊?しているんだな
とつくずく思った。とにかく最近はいのしいが多過ぎて・・・、これも人間が招いた
結果だろう。