ラジオ村・村長の旅日記(063)
昭和45年2月、初めてグアム島へ旅をした。当時は勿論羽田からで 飛行機はコンチネンタル航空だったと思う。夜10時の羽田を飛び立って 現地にしんや2時ころ着く飛行機で、深夜に現地に着くのでまさに右も 左もわからないままにホテルへ連れてゆかれた。今はなくなってしまったが 東急ホテルと言うホテルで、茅葺?と思われるような建物で、部屋は 長屋式になっており、静かなたたずまいのホテルだった。 朝起きてみると目の前が海(タモンビーチ)で、しかしここは サンゴ礁の海でここでは泳げない、泳ぐためにはメリッソと言う 村まで行かねばならない。そこで、ホテルのは必ずプールが備えられて いる。このメリッソへ行く道が変化に富んでいて楽しいのだ。 アップダウンあり、右に左にカーブする七曲りの道でスリル満点、 メリッソからさらに船で目の前のココス島へ渡って初めて泳ぐ事が 出来るのだ。泳ぎが苦手な人は、ここに底がグラスフアイバーに なっている遊覧船があり、これに乗って海を泳ぐ熱帯魚を鑑賞 出来るようになっている。これは現在でもかわらないはずだ。 島はもともと軍事基地の島なので、道の途中、途中に基地の ゲートがあり、そこは入ることが出来ない。また島の人口は そんなに多くないので、ショッピングセンターも当時は充実 していなかった。メインの観光ビーチ、タモンビーチにもまだ ホテルはぽつぽつとしかなく、この東急ホテルは後の解体され そこに今はコンチネンタルホテルが建っている。当時と今では 全く様変わりしてしまった。