あんなこと こんなこと(175)

 デフレになりつつあるという。物価が値下がりしていることは庶民としては
ありがたいのだが、考えてみると例えばシャツにしても、安い賃金を求めて
そこで製造し発売していると言うことは、たとえそれが外国であっても
要するに自分たちの賃金を削っているようなもので、いつかその跳ね帰りが
やってくるはずだ。就職氷河期と言われているがそれもそのひとつと言える
だろう。社会はすべてかかわりがあり、安い安いと言っている間に喜んでは
いられない何かがうごめいている。
 自分だけを見つめていると、気がついた時にはとんでもない社会になっている
ことだっってあり得る。それでよいだろうか?  しっかり社会を見つめて行こう
ではないか!