ラジオ村・村長の旅歴史日記(083)

 昭和46年の初めての海外安売りチケットでの旅だが
ロスアンゼルスのバスセンターから有名なグレイハウンド
の長距バスでギャンブルの街ラスベガスへ向かうことに
した。当時のバスセンターはダウンタウンの中心部にあり
活気にみなぎっていた。圧倒的に学生、黒人が多かった。
すでにこのバスが生まれてかなり経ってはいたが結構
きれいな車体で乗り心地もよかった。
 ラスベガスまでは5〜6時間くりかかったと思う。
途中の景色は日本とは全く違う。街などほとんどなく
沙漠地帯?と言ってもよいところばかりだ。窓から
遠くを見ていると山にへばりついたように
貨物列車が走っている。その長いこと・・・。
前後に機関車が付き30〜40台の貨車を引っ張って
いるではないか!
  やっとのことでトイレタイムとなる小さな町の
小さなドライブインに着いた。雑貨やと言う感じで
およそドライブインという店ではない。ここの店の
ウラが列車の駅になっており丁度貨物列車が通過
する時だったが、のろのろと通過するのだが
何台引っ張っているか数えることができないほどだ。
  こうして再びバスは発車したが、相変わらず
沙漠地帯を走るのみ、前方に大きな岩が見える
のだが、いつまで経っても近ずかない。
もちろんラスベガスらしい景色はいつまで経っても
見えてこないのだ。低木のサボテンを見つめながら
バスは延々と真っ直ぐに走って行く・・・・。