ラジオ村・村長の旅歴史日記(099)

昭和49年11月の香港旅行は大人の息抜き
旅行というものだったので、特に男どもは
大変だった。
 前にも紹介したが、この旅行は広告代理店
が中心のスポンサーへの海外招待旅行だったので
食事は豪華版だったが、遊びの方もそれなりの
ものだった。また、別の団体と一緒だったので
なおいろいろあった。
 香港に着くや、場末のストリップ劇場へ
直行、私は男としてあまりこんな所へは
行く機会がなかったので初めての体験だった
のだが、女性のあそこへヘビを入れるなど
かなりはげしいショーで、若い参加者は
勿論だが、私(当時39歳)でも股間に
変化がくるくらいの刺激的なものが次々と
登場する中味だったように思う。
 そんなわけで、夜は夜でまた大変で
それぞれが消え失せ、何処へ行ったやら。
次ぎの朝はそれぞれが戦火を発表し合う
にぎやかな旅となって行った。
 マカオへは高速船で行たのだが、たまたま
暑い日だったので、多くのお客は甲板に
出て航海を楽しんでいたのはいいが、
当然の事ながら外を見ている女性の
スカートが風でめくれているのに
気が付かず楽しんでいるのはいいが
後ろにいた男性の目は点になり、
注意するどころかその光景を
せっせと楽しむという場面すらあった。
なにしろ開放的と言うか、エッチな旅
と言うか、三泊四日の旅はそんな事
ばかりだったとも言える。