あんなこと こんなこと(209)
今年もいよいよ今日で終わりだ。今年ほど 変化のあった年は初めてだ。入院、ケガ(骨折) 店を閉店させたりと激しい変化だった。 74歳の年齢で入院、手術は初めてで とにかく恐ろしいの一言。まな板の鯉で どうなることやらと思っていたが、病気も 鼠けいヘルニアという大した病気でなかった こともあり、良い医師に恵まれ、知らぬ間の 手術で済みありがたかった。付き添いにも 恵まれ安心して入院生活が送れたのも 幸いだった。 交通事故は私の不注意もあり、側面から 追突されたので田んぼ(たまたま田植え前で 草地だった)に転落し、車は横倒しになり ボコボコで廃車になるほどの事故だったが 体には打撲程度のケガで済んだが 大分県飯田高原の湿地帯で足を滑らせ 板敷きの道路から転落して腕を骨折する 事故に会い、たまたまこれも右腕だったので それほど日常生活に支障をきたすほどで なかったのでなによりだった。 金銭的には店を閉める事のほうが大変だった。 理想と現実の間で悩み、赤字でレストランを 経営して来たが、あまりにも負担が多い ので思い切ってやめる事にした。 こんな一年だったが、結果的には人生の 中での一つの節目みたいなもので、新しい 生活がスタートした年でもありむしろ そう解釈してそれをどんどん育てて行く つもりだ。今までの人生とは全く違う 人生を歩み出したのだ。心の変化と言うか 新しい年は気持ちをすっきりさせて ゼロからスタートさせたいと思う。