あんなこと こんなこと(223)

  政界は騒々しい。今までの日本における
政治はすべて権力と金にまみれてやって
きたのだから、警察の立場からすれば
こうなるのは当然だろう。
  今回の選挙はもうそれをやめねばと
言う庶民声の結果だが、今までそれを
やってきたのを、何処かで清算しなければ
ならないわけだから、逮捕劇が生まれて
当然だ。醜いがやらねばならないだろう。
これを処分して初めて次ぎの段階に行け
るわけで、ここを通過せなばならない。
  国の予算の編成にしても国民には全く
わからない所でやられていたというのが
今回の公開チェックでみんなわかったはずだ。
改革をするにはいろいろな過程を通過せねば
ならない。今までとはかなり違うので
聞くのも、見るのも戸惑うだろう。事件
として聞く、見るのではなく、過程として
傍観せざるを得ないのだが、混乱する。
  これが革命という形での変化なら
むしろわかりやすいだろう。今回の政治の
変化を無血革命という人もいるが、見る
目ではそんなに変わっていないので
目の前で起こる事にあれこれいやな
思いをせざるを得ない。なんだ同じ事を
やっている政治家ではないか!となる。
  しかしコンクリトから人へという事を
真剣にやってくれるなら、これからの
政治は変わり、社会は変わるはずだ。
また変えねばなんいもならない。それが
今回の投票結果ではないのか!
  民主党に投票したのではないのだ。
改革、変革に投票したのだ。そこを
民主党はしっかり受け止めるべきだ。
思いあがりもはなはだしい。それを
誤れば、また元の政治に戻る事になる。
自民党もそこが分かっていない。
相手を攻撃してもなんいもならない。
自分たちもやってきた事ではないか!
それより一日も早く、政治とカネの
問題を整理し、例えば庶民の寄付で
政治が成り立つようにするのも手だ。
とにかくどうしたらいいか真剣に
国会で討議する事が先だ。相手を
非難してもなんにもならない。
その解決は裁判にまかせ、政治と
カネをきれいにする法律を考える
べきだ。検察に挑戦するなどという
政治家はこの点を理解していないので
わからないならだたちにやめて
もらわねばなるまい。