ラジオ村・村長の旅歴史日記(125)

  昭和52年からの富山での生活は単身赴任だったので
ほとんどが外食で食べ物の思い出が多い。
私が担当していた「おはようKNBです」と言う番組は
朝の7時から8時10分までの番組で、とても
朝ご飯を本番前に食べるという時間はなかったので
朝ご飯は番組が終わってから喫茶店へ行ったり、
富山駅前(テレビ局の建物が駅はすぐそばにあった)
の昔の闇市のような建物が並ぶその中に一杯飯やが
あり、そこに通うのが習慣になっていた。
  ここの一杯飯やの”いか炭丼”が最高においしい
のだ。あったかいご飯の上に”イカ炭”が乗っている
やつだが、一度食べたらクセになる。
  こればかりではない、日本海に面した北陸では
冬になる甘エビがおいしい季節になる。たまたま
テレビの中継で高岡の港へ中継で行った後、仕事が
終わってさて朝ご飯という事になって、私たちは
こうした市場へ行くと必ず市場の中にある一杯
飯やへ立ち寄るが。その時も当然のことながら
市場にやって来た仲買人の人たちが行く食堂へ・・・