ラジオ村・村長の旅歴史日記(152)

  昭和55年7月、秋田テレビの仕事で秋田第一ホテルに
泊まった時のことだ、夕食をホテルのレストランで食べる
事にして食堂へ出向いて何を食べようかと迷っていたら
ボーイさんが「チーフシェフがこの間ヨーロッパから
帰ってきて、日本の素材を使っての西洋料理ということで
しいたけや、秋田独特の”はたはた”を使ったムニエルを
作りましたので、召し上がってみませんか?」と推薦
するので、それを食べる事にした。 
  日本に帰って初めての挑戦した料理ということで
まさに秋田の素材を生かした日本道徳の料理になっていた。
自慢するだけあって、味付けも独特でおいしかった。
こうした試みは良いことで、各々のホテルが一応工夫を
こらしているのだなということを知った。
  何処に行っても似たり寄ったりの味で日本中同じ
ような食べ物がはやっている中で、こうした挑戦は
おもしろいと思った。どしどしやってほしいものだ。