あんなこと こんなこと(266)

  今や農家の人たちもただ野菜などを生産するだけではなく
それを自分たちの手で売るということをやるようになった。
これはそのひとつの例で、地方道の畑の一部を整地して
こんな店を出したいた。


  そんなにお金をかけずに、小屋がけのような店だが新鮮な
野菜などが並ぶだけで最近の人は注目する。


  みんなで一生懸命考えたのだろう、お店の名前も



  ”寄り道鮮ね”とは!   つい寄りたくなる名前では
ある。しかし、所詮は農家、普段は忙しいので、
土曜日、日曜日にみんなで交代で店番をしているようだった。


  食品の安全性が問題になっている折り、こうした
店を開くのは良い事だと思う。消費者と農家の距離が今までは
あまりにも遠かった。こうして体面して会話が交換される
と言う事はお互いに良いことだと思う。店の名前ひとつに
しても、いかに考えたかがわかる。消費者とどう付き合うか
どう近ずくかを真剣に考えた結果だろう。