ラジオ村・村長の旅歴史日記(163)

  昭和57年の話だが、喫茶店を開いてからは
買い物の旅という事が多くなった。東京に
行くにも、仕入れと言う具合。
  今まで行ったこともない台所用品などを
売っている問屋街”合羽橋問屋街”といわれる
所に顔を出すようになった。ここは上野駅から
ほど近いところにある瀬戸物など台所用品の
いろいろ、しかもプロ向きの用品が一杯ある
ところで、今まで見たこともなにい台所用品
(業務用だが)があったり、見るだけでも楽しい
所だ。
  また、総武線の浅草駅の近くには装飾品屋
さんの問屋街があり、クリスマスの飾りは
もちろん、お店を飾りつける賞品や、店の宣伝用
のマッチなどが、当時は熊本で作るとかなりの
値段だったが、ここに行くとかなり安く制作
出来るので助かった。また、こうした旅を続けて
いてかわった商品を見つけるとすぐ買い、喫茶店で
”こんなものありました”と展示したところ好評で
それ以来いろんな商品を見つけるたびに仕入れて
きて、卸し値段で販売していたが、それを目当てに
くるお客さんも増えこちらが楽しんでいた。