ラジオ村・村長の旅歴史日記(173)

  昭和59年には熊本県民テレビの仕事を
手伝っていたが、この局の企画でお客さんと
北海道への旅をする事になって、約30人の
視聴者との旅だった。
  私にとっての北海道は昭和40年代に
東京の12チャンネル(現・テレビ東京)の
仕事で3年間”札幌雪まつり”の仕事で
通ったきりで、それ以来行ったことが
なかったし、札幌以外は行く機会がなかった。
  今回の旅は札幌はもちろんだが、層雲峡、
網走、ウトロ、阿寒湖などを廻る四泊五日の
旅だったので、私に「とっても初めての
ところばかり。
  層雲峡のあの岩にはびっくりさせられた。
それに北海道と言ったらやたらに広いと
言う印象で、バスの駅も個人の名前の駅の
あるのにはびっくり、例えば中村さんの
お宅の前にとまるので、そこは”中村”
と言う駅なのだ。そこには中村しか住んで
いないのでそういうことになるらしい。
一本道が延々と続く、じゃがいも畑も
そればかりが延々と・・・、北海道
ならではの光景だ。
  阿寒湖に行った時はそれほど天気は
良くなかったのだが、それにしても
湖の色はきれいな青できれいだった。
表面にうっすらと霧が漂い幻想的な
雰囲気をかもし出してくれていた。