ラジオ村・村長の旅歴史日記(174)

  昭和59年4月の北海道の旅では、阿寒湖を
訪問した時、たまたま旅に参加した人たちとの
懇親会を開こうということで、地元の喫茶店と
交渉して貸し切りで会合を開くことにしたら、
なんとそこはアイヌの人の経営だったので、
私たちが熊本のテレビのお客さんとの旅行
だと説明したら喜んでくれて、なんと仲間を
呼んでくれ、アイヌの音楽を聞かせてくれたり、
阿寒湖の物語を語ってくれたり、それは親切に
してもらい感激した。
  特別に衣装をつけるわけではなく、ごく
普段着のままで夜遅くまでストーブを囲んで
話をしてくれ時間の経つのも忘れてみんな
お酒もたっぷり飲みにぎやかな夜を過ごす
ことができた。
  旅にはこうした偶然が招くハプニングが
あるものだ。