ラジオ村・村長の旅歴史日記(175)

  昭和61年3月長崎県オランダ村へ出掛けた。
ハウステンボスの前進みたいなもので、オランダ
から帆船を仕入れて大村湾に浮かばせて、船の
レストランみたいなものを作り外国の雰囲気を
味合ってもらおうと言う企画で、当時としては
かなりのお客さんを集めていた。
  もともと長崎県はオランダとの交流と言う
イメージが強く簡単にお客さんに支持される
雰囲気があったことがよかったのだろう。
我我は宣伝と言うことで取材に行ったのだが
反応は非常によかった。
  ここが今問題になっているハウステンボスの
出発点で、自然を大事にし、自然と共生した
町作りを始めたのだが、あまりにも理想が高く
費用がかかり過ぎて現在のような状態になって
しまったと言えるのではなかろうか。
  オランダ村でもレストランの値段が高いと
言う評判が足を引っ張ることになっていったが
むずかしい問題だ。