あんなこと こんなこと(299)

   
  熊本県はりっぱな農業県、合志市
には農業試験場もあってそこでは
いろいろな研究が行なわれている。


  だれでも気軽に構内を見学出来るように
なっており、散歩がてらにこうした牧場を
楽しむ事が出来る。

   

  黒牛、赤牛はもちろん、ホルスタインの
牛も飼われており、のどかな雰囲気だが・・・


  これはその施設の中にある水飲み場
牛が顔を突っ込んで水を飲むと自動的に
水が出るように仕掛けられている装置だ。
農業もいろいろ施設が整備され、自然の
川があるところに牧場を作る時代ではない
のだ。



  ホルスタイン牛もかなり飼われており、
搾乳前の時間に訪問したので、ご覧の
ように乳が張っていた。


  一般畜産農家では、朝、夕に搾乳の作業が
あるので、今までは休むと言うことが出来
なかったが、交代で乳搾りの出来る派遣社員
を雇って、休めるようになっている。
そうでもしないと、研修旅行はもちろん、
出掛ける事も出来なっかたのだが、この
制度が出来て、酪農農家も少しは楽に
なったようだ。


  私はかつて牧場で生活したので、牧場と
言ったら、広い牧草帯があって普段は
のんびりと牛たちが草を食べている
と言うイメージだったのが、熊本県へ
来てみたら、牛飼遺産たちは牛舎の中に
牛を閉こめていて、飼料を与えるだけ、
近くに牧草地などないと言うことを知り
びっくりしたものだ。



  その為にある農家では牛用に歩行器を
発明して、それで牛の運動不足を解消
するなどと言う方法を取っていた農家も
あったが、夏になると山の牧場に牛を
預けると言う方法を取っているようだ。
これも雄牛なら出来るがメスになると
そうはいかないのでは・・・。そこで
雌牛のために歩行器が出来たようだ。