ラジオ村・村長の旅歴史日記(198)

  昭和62年の免田祭りをきっかけに
免田町の人々との交流が活発になっていった。
老夫婦の飲む集まりがあるから泊まりがけで
来ないか?と言うお誘いがあり、参加する事
にした。
  こうした付き合いがラジオの番組の上で
非常に役立つので私は積極的に参加する
ことにしている。
  なごやかなうちに会合も終わり、それぞれが
我が家に帰り、その会合があったお宅に泊ま
らせてもらう事になった。こうした場合、旅館に
泊まるより個人のお宅に泊まる方がより親しみを
感じてもらえるので進められればこうしたお宅に
泊まることにしている。
  その日も個人のお宅に泊まったのだが、やはり
気を使うせいかかなり早く目が覚めたので、迷惑
をかけないようにと、こっそり縁側から外に出て
近所を散歩していたら、昨晩タクシーで帰った
はずの叔父さんとばったり顔を合わせたでは
ないか!
  「えっ  昨日タクシーで帰った方ですよね?」
と聞くと「あれは冗談・・・私の家は目の前の
床屋です」と言うではないか!「お茶でも飲み
にきなっせ・・」と言うのでおじゃますると
奥さんが「ご飯でも・・・」とおっしゃるが
やはり泊まっている家の方と食べないとと
思ったので、朝ご飯はやはり・・と断ると
時間を見量らって、「じゃ、そろそろ行くか」
と、なんと床屋のご主人も一緒に私が泊まって
いる家に上がり込んで朝ご飯を食べるつもりの
ようなのだ。これにはびっくり、・・・・