あんなこと こんなこと(334)

  ここのところ引越しに備えて、引越し先の
団地型マンションを出入りする機会が多いの
だが、そこですれ違う高齢者の方々の多くが
足が悪いのに気が付く。外国でもそうだが、
高齢者の多くが車椅子の生活をしている。
一説によれば、若い時から車生活をして
歩かないので、足、腰が真っ先に弱る
結果がこうした現象を招いていると言う
のだが、私もそう思う。



  そこで各国では低床バスとか電車を走らせて
いて、こうした物が走っていると近代的な
福祉都市の象徴と云われているが果たして
そうだろうか。現実にはそうしたお年寄りが
増えているので低床バス、電車は必要なもの
となっているが、むしろこうした物を
走らせないで済むような社会を目指すのが
福祉国家の役目ではなかろうか。足、腰を
鍛える、強くする運動を進めるべきで
低床電車、バスの台数が増えないように
することが大切と云えないか・・・・