あんなこと こんなこと(339)

  この前も書いたが、日曜日の菊陽町・光の森
”ゆめタウン”へ行っておどろいた事だが、天気の
良い日だったが、店内は人であふれていた。
不況など何処吹く風だ。人々の服装も、持ち物も
何不自由ない格好、これが今の日本の姿なのだろう。



  家族連れ、友達同士、老若男女、様々だが、まさに
30年40年前のアメリカの姿だ。車社会のアメリカ
はさすがだと当時は思ったものだが、駐車場は車で
あふれ、店内は人であふれる。自然を求めるのでは
なくこうしたショピングセンターで一日を過ごす
のだ。店はもちろんのこと、映画館、本やなど
ひと通りのものはそろっているので、奥さんが買い物を
している間、旦那は映画を見る。子供はゲームを
すると言うことで、それぞれが楽しめる、車でやって
きてここで解散して帰りにまた何処かの店の前で
集合、しかも携帯電話があるので待ち合わせも
簡単なのだ。



  店内では乳母車の渋滞も起こっていた。こうした
光景はアメリカでもあったが、今やアメリカでは
このショピングセンターがだんだんすたれつつある。
その傾向は30年前からあったのだが、田舎の
店が繁盛しだしたのだ。高齢化が進み車に乗れない
人が多くなり、近くの店に歩いて行くほうが楽、
と云うことでなんと近くの店が復活したのだ。
日本もまさにそうした姿になりつつある。こんな
光景がいつまで続くことやら・・・・。