あんなこと こんなこと(345)

  人々は都会へと会へと集まるので、都心の住宅地は
足りなくなり、住宅は郊外へ郊外へと伸びているが
熊本市の郊外住宅地として菊陽町は今もどんどん
農地が宅地化されているが、その結果こんな光景が
展開されている。


  住宅地のど真ん中に”ブドウ畑”が存在しているのだ。
フランス・パリのモンマルトルの住宅地でも見かけたが
ここのブドウは日本のように大きい種類のブドウではなく
ブドウ酒用のブドウですっかり住宅地に溶け込んでいたが
こちらはデラウエアーと云う大きな種類のブドウなので
目立つこと・・・・。



  ふくろうをかけてあるのでブドウそのものは見ることが
出来ない。その点パリのブドウ園は小粒だが観光客にも
はっきりわかりたのしい。こちらは異常とも思えるほど
異様な光景だ。国によりブドウの作り型が違うのでこんな
ことになるのだが、パリのブドウ園のほうが親しみが
もてる。金になる木と云うことで宝物であり、しっかりと
金庫にしまわれている姿を見せられているだけで親しみは
持てない。

    

  秋になったら顔を見せてくれるのだろうか・・・。