暑い都会を避けて菊地渓谷へ出掛けてきた。先週の
月曜日のことだが、やはり川のほとりは涼しい。都市
より気温は５度ほど低いだろうか・・・・
水しぶきがあるせいか、幹の枝にコケが勢いよく
巻いていた。根なしで育つのだ。
まだ夏休みのせいもあったのだろう、月曜日にも
かかわらず人は多かった。
とは言え少なくともここは山だが、最近の人は
車で簡単に来られるので軽装だ。そのためにやたらと
注意書きの看板が目に付く。
親切と云えば親切だが、これくらいの事は山に来る者
当然知っておかねばならないことだ。
それにしても道はかなり整備されており歩きやすく
なっている。でも、今年もここで何人も命を落として
いる。したがって「岩場に注意、足をすべらさないように」
と注意が・・・。
川の水は冷たい。１分と足を付けていられない
くらいだが、そこは都会っ子、つい足をつけたくなる。
これが危険なのだ。
ちなみに雨具を持ってきている人はほとんど
見かけなかった。山は天気が変わりやすい、と
言う常識さえ忘れているようだ。
川はおとなしく流れていたが、いつ雨がやって
くるかわからない。涼を求めるのはわかるが、
最低守るべき事を守らないとと思った。
