あんなこと こんなこと(11−35)
ついこの間阿蘇のある喫茶店に 入ったら、なんと薪ストーブが あるではないか! エアコンも悪くはないが 薪ストーブの暖房の方が やわらかい暖かさで心地良い。 近くに薪があるので阿蘇だからこそ やっていけるのだろうが・・・ 家の近くの土手に こんなものを発見した。 多分薪ストーブ用の薪を作るために こんな風にして木材を乾燥させて いるのだろうと思うのだが、 昔の人の智恵はすごいと思う。 勿論近くに雑木林があったと言う事も 薪を使うきっかけになっているのだろうが 木を燃やすにしても 火力が強いのを求める場合は 松の木を、火をつけるには杉の葉っぱを それぞれの目的に合わせて選んで 使っていたのだろうし 現代のようにスイッチ一つで 暖房を弱めたり強くしたりは 便利だが、頭を使わない。 暖を得るのに、それほどの努力は 必要ないし、自然との接触がほとんどない。 自然と接触せずに生活をしているので 自然のありがたみがほとんど意識されない これでよいのかとつくずく思う。 この光景を見て、自然と接する 阿蘇の人々の姿を想像しうらやましく 思った次第・・・・・