あんなこと こんなこと(11−111)
熊本に住んで30年が過ぎようとしているが 熊本が好きな理由に一つに”市電”の存在がる。 ”市電”がある町と云うのはなにか のんびりしていると言うイメージがる。 この停留所の看板の裏に写る広告、 ここは下町の”新町”と云う駅だが 昔の看板の雰囲気が・・・・・ そしてなんと市電の踏み切りがあるのだ。 街中を走るばかりでなく、住宅街を 住宅街を走る市電は東京にも、そして 鎌倉の”江ノ電”もそうだが、 存在を身近に感じる。 確かに住んでいる人にとっては 鐘の音がうるさいだろうが・・・・ 洗濯物が目の前にあったり、生活が感じられる存在 いかにも庶民の乗り物と云う感じがよいのだ。 車社会になり、あちこちで市電が撤去される 時代になってしまったが、日本の場合は 北陸・富山で復活の兆しが・・・・ また、海外ではスイスのベルンにしろ ロシアのウラジオストク、サンフランシスコにしろ まだまだ走っている。いつまでも走り続けて ほしいもののひとつだ。