あんなこと こんなこと(11−227)


  熊本県合志市の竹迫(たかば)地区に
   変わった神社があるというので訪ねてみました。
    看板の下にかすかに見えるお地蔵さんみたいな
     かたまり、今は存在せず、神社跡として
      かすかに残っていました。
   それでも神様の前にはお水が添えられ
    今でもお参りに来る人がいるようです。

  


   ここは元々城の跡地で、高台になっており、
    今は整備されて公園になっており、木々が
     多いので木陰もあり、草スキーなども
      出来るよううになっているので、休日は
       子ども連れの家族などのいこいの場と
        なっているところです。

     

   ここの城跡の入り口にあったのが”白山神社”
    またの名を「歯苦散 神社」(ハクサン・ジンジャ)
     歯の痛みを散らすと云う意味だそうです。


      


  虫歯になる人は数知れずで、悩む人も多いので
   お参りに来る人が多かったようです。

     


   その前にはイチョウの木がり、これは”乳イチョウ”と
    呼ばれ、産後のお乳の出が悪い人の神様として
     参拝されていたそうで
     今でもこのイチョウは大きく育ってその威容を
      保っていました。
    写真では暗くてわかりにくいですが、根元の前に
     白山神社の跡があり・・・・


      

     立派なイチョウになって見守っています。

  


  それにしても、白山神社と云うのはあちこちに
   ありますが、歯の痛みを散らす、と云う
    意味の神社はめずらしいのでは・・・・