「77歳になっちゃったヨ〜ン!!」(12−022)


   少数派の私(2)

      

      小学校の時から勉強は嫌い
       だったようだ。その理由は
        要するに暗記が苦手だった
         からだと思う。
      学校の勉強の基本は暗記と
       言っても良いだろう。それが
        苦手だとどうしても成績が
         悪くなる。通信簿の成績欄は
          悪い点ばかり、その結果
           段々勉強もしなくなる
     と云う循環作用が働いて
      益々勉強は嫌いになり、成績の
       悪い子の筆頭になって行った。
        まさに少数派だ。
      これはなんと大学を卒業する
       まで続いた。いわゆる低空飛行
        と云うやつだ。
      学期末が嫌だった。通信簿を
       もらう時がくると泣けてくる。
        主に母から怒られるのだ。
     母と顔を合わせると「勉強しなさい!」
      これしか会話がない。期末は
       食事の時間も「・・・・・」だ。