ラジオ村・村長の旅日記(032)
昭和40年頃の海外取材旅行(アメリカ)の旅は無事終了し、その付属として 取材先の彼が折角来たのだからと、当時日本ではサッポロビールがテレビ・ コマーシャルで盛んに「ミュンヘン・サッポロ・ミルウオーキー」と 同じ緯度の製品で美味しいことを訴えっていたが、そのミルウオーキーが すぐ近くなので、案内するというので、そのビール工場を見学することに なった。ホップの香りがさわやかなビール工場で出来たてのビールを シャレたバー・カウンターのある部屋に案内されて飲んだが、そのおいしいこと 私はほとんど飲めないのだが、一口飲んだだけでわぁる味だった。カメラマンは 大の酒好きだったので大喜び、・・・。 もう一つ、これは私の望みだったのだが、まさかウイスコンシン州に来る とは思てもいなかったので是非立ち寄りたいところがある、と、無理を承知で お願いし、ウイスコンシン州の首都にあるウイスコンシン大学に案内してもらった。 実は、ここに私はかつて留学をしたかったのだ。ここは放送学のメッカで 放送に携わる者ならここで学んでみたいと思うはずのところなのだ。 実現できなかった以上、せめてその学校の構内を歩いてみたいと思ったからだ・・。