あんなこと こんなこと(313)
今回のトルコの旅、コンヤからほんの僅かの 距離にある”パムッカレの不思議な世界へ案内 しよう。 私の後ろに広がる景色は石灰棚の温泉地なのだ。 バムッカレたは「綿の城」と言う意味だそうで かつて綿の産地だったそうでそこからつけられた 名前だそうだ。 トルコ有数の温泉地だそうで、段々に連なる 真っ白な石灰棚にたまった温泉が時の流れと 共に変化してこうしたけいかんを造っていった のだそうだ。 この棚を望む丘の上に、紀元前190年頃 ベルガモン王、エウメネス2世によって建造 された古代都市遺跡”ヒエラポリスがある。 最盛期には人口10万人を数えたと言う。 そして紀元前2世紀にハドリアスス帝が 築いた円形劇場や、アポロ神殿、浴場が あったと言う。 次ぎから次ぎへと温泉が流れるので、棚は どんどん増えて行く。 一部の温泉に足だけをつけられるように なっていて、観光客で賑合っていた。 いよいと奇景、カッパドキアは向かうのだが またまた広大な土地だけに真っ直ぐの道が 続く・・・・・・。