ラジオ村・村長の旅歴史日記(206)

  昭和62年の5月下旬の三角町・斉藤万芳氏が
主催する”三角町を考える会”へ出席していろいろ
みんなと話し合った。どこでもそうだが、町の中
から見るのと外から見るのでは考えが違うものだ。
  たまたま私は外者と言う立場なので思い切った
事を言うことが出来る。
  私が提案したのは、あくまでも一つの参考意見
と言う事だが、誰が読んでも三角と書いて
あるので”さんかくまち”と読んで当然ではないか
と言うことだ。”みすみ”と言う発想だと思い付か
ないが、三角(さんかく)と読むといろいろと
発想が出てくる。まず家の玄関の屋根を出来れば
三角にしようではないか、特に店を構えている
人は目立たらせるためにもやれないかと言うことだ。
  次ぎに三角定規のいろいろを売ろうと言う事だ。
今は雑貨がはやっている、いろいろとかわいいもの
とか、何も実用にこだわることはない、たのしい
三角定規があってもよいではないか!
  そしてここの町に来たら、”おにぎり”は全て
三角になっていてよいではないか・・・。などと
言った案が一つ、そして、世の中”三角関係”
などと言うことがはやっているではないか、
それを解消するために、また、そうしたことに
ならないように御参り出来る神社を設立させよう
と言う提案だ。一見ばかばかしいことだが、
こうした雑談の中からいろいろと思い付くもの
なので、こうした井戸端会議を行なった。