ラジオ村・村長の旅歴史日記(223)

  平成2年11月初旬五木村の「子守り歌フエスタ」に
さんかしてきた。毎年11月の文化の日前後の土曜日、
日曜日にかけて五木村では祭りが催されている。
  ダムの建設で埋没する予定の五木東小学校の校庭が
その会場となっていた。山々が紅葉する時期でもあり
秋の景色を存分に楽しめる催しと云っていだろう。
会場には大きなテントが張られるのだが、その白い
テントの天井に木々の梢が影を落とし、独特の
雰囲気をかもし出していた。
  山深い所なので、昔からの伝統を守っており。
祭りの当日はお年寄りがそば打ちを披露したり、
木引きと言われる、昔の山で倒された木材を切り出す
作業をここの校庭で見せるなど、ここでしか見られない
作業を祭りのひとつとして、村のお年寄りが
観光客にショーとして披露するなど、独特の祭りを
催していた。