生まれて初めて大ケガをした。遠近両用メガネで
目測を誤り、踏み外して大たい骨骨折をしてし
まったのだ。
ころんだ瞬間は太ももを打っただけの打ち身と
ばかり思っていたのだが、数分間歩いただけで
全く歩けなくなり、初めて自分で救急車を
119番で呼び、熊本機能病院に収容された
のがこの時刻だ。


こんな大ケガははじめてで、大手術を受ける
のも初めて、どうなることやらと・・・・。
運悪く9月の連休にあたっていたので、当日
には手術をしてもらえず、3日間、絶対安静で
ベッドに寝かされていただけ。
どうやら手術もうまく行き、心配事は解消
したが、これからが大変だった。なにしろ
全く歩けないのだから・・・。3日間寝て
いただけで筋肉は落ちること、太ももの
筋肉はぶよんぶよん、最初は車椅子の
生活になるのだが、その車椅子に乗り変える
のもひと苦労、そんな生活をして約三ヶ月
どうやら歩けるようになり杖の力を借りて
退院にこぎつけた。
病院生活が三ヶ月と云うのも生まれて
初めてで、いろいろ学んだ。ひと昔前だったら
大たい骨骨折は手術が出来なかったので
一生寝ったっきりになった時代もあったとか。
現代になってからのケガでよかったと思う。
それにしても普段は気が付かない事だが
足を動かすのに、こんなに多くの器官が
働いているとは思いもしなかった。足の
ありとあらゆる筋肉がバランスよく働いて
歩けるようになっているんだと言う事を
改めて知った。
今回の入院で筋肉を鍛えておかないと
つまずく原因になると言う事もわかったし、
年齢とともに筋肉も弱るので普段の
鍛錬が必要と云うことをつくずく感じた。
どうか皆様もお気を付け下さい。
それでは良いお年をお迎え下さい。