あんなこと こんなこと(11−56)
久し振りに温泉と思えるところへ・・ 温泉と云ったらこのように 湯煙りが湧いているはずだが 熊本に暮らしていて 山鹿にしろ、玉名、植木温泉 全く湯気が見えないのだ。 「何処に温泉があるんですか?」と お客さんに聞かれる。 ここは大分県・鉄輪(かんなわ)温泉。 ありとあらゆるところから 湯気が出ていた。 これぞ温泉だ!! 硫黄の臭いも漂っていて まさに温泉。古い温泉だが 道路は整備され、石畳みも真新しい。 お客も中年からヤングまでと 幅広い。近代的な部分があるからだろう。 温泉の地熱を利用しての蒸し料理体験など 家族から、ヤングまで、あらゆる人が 楽しめるようになっている。 古い雰囲気は路地にあり、 メインストリートは近代的になり のぼりが人を誘うのだ。 現代的にこんな自動販売の利用券があって 材料は用意されており、 ただ、それを蒸し釜に乗せるだけだが 自分たちで作った料理が食べられる されだけでも楽しい。 ご覧のように料理は様々だ。材料によって 蒸す時間が異なる。 その間は”足湯”に浸かっているのもよし 足蒸し湯なんて言うのもある。 これ等は全て無料だ。 恐れいったことに、芝居小屋まであるではないか! 温泉宿の雰囲気にぴったりだ。 時間があったらのぞきたくなる。 バス停も整備され、温泉宿らしい雰囲気、 宿も近代的なものから、 湯治客用に、長期にわたって滞在出来る 間貸しのような宿もあり、 目的によって、旅館も選べるようになっており いろんな旅館が点在している。 ちなみに間借りだと、一ヶ月滞在くらいになると 一日3000円くらいから、下宿生活が 出来るようになっており、町で買い物をして 宿の蒸し釜で料理をして食べるもよし 今回の東北・関東の地震を逃れて やってきている人もいた。