落第坊主の履歴書(669)

 平成14年のRKKラジオ「こちら九州ラジオ村」の復活は7年ぶりだ。前にも書いた通り
毎日やっていた時代とことなり、週1回の番組とは言え今回はまるまる2時間番組なので
仕込みが大変だ。しかし昨日も書いた通りコミュニテイーFM ”FMやつしろ”で事件を
していたのでどうやらすむうずに内容を企画することが出来た。


 69歳でのスタートだったので「69歳は青年たい」と言うコーナーも登場した。
それに加えて、何度も挑戦してちまたでは育たなかった童謡を歌うコーナー
「みんなで歌おう」と言うコーナーも設けた。これは私にとってどうしても譲れない
コーナーで、日本にはすばらしい童謡と言う文化があるのに、最近はほとんど
歌われなくなり、そればかりか、童謡と言うのに子供がほとんど知らないと言う
時代になり、歌うのは高年齢のお母さんばかり。


 童謡こそやさしいメロデイーなので誰でも簡単に覚えられ、歌えるようになる歌なので
家族みんなで歌える歌として定着させようと、山鹿に住むようになってからも
”八千代座”と言う立派な小屋があるので、市民にこの小屋を親しんでもらうことを
かねて、この小屋で「童謡を歌う会」を月に一回くらいの割合で開催してきたが、
PR不足、私の”村長”と言うだけの力では人を集める事が出来ず、悩んでいたが、
ラジオが復活するのを機会に、電波を通じてこの運堂を続けようと番組でも
童謡を歌い続けることにしたのだ。


 あれやこれやを集めて番組は平成14年10つき13日(日曜日)の夜から
スタートした。おかげさまで、古い番組のフアンの方がまだ一杯おり、どうやら
番組に対するお便り、誕生日紹介の申し込みもぼつぼつ来るようになり、
内容的にも安定したものになりつあった。
  世の中はメール時代で、ハガキ、封書の類はなかなか来にかもと思っていたが
なにせ録音番組なのでメールのように即反応は出来ないので、この番組に限っては
投書と言う手段で番組に参加してもらう事にした。  

あんなこと こんなこと(119)

 世の中不況の時代と言う事で、物価は安い方へ安い法へと流れているが
これは消費者にとっては有難いことだが、生産者にとっては値上げが出来ない
ので、最近一部の業者の製品に、値上げをしないかわりに、例えば、袋詰めの
お菓子の場合量を減らして販売する業者が現れてきたがこれはどうかと思う。



  ある人から聞いた話だが、牛乳の量が減ると言う現象が起こったのだ。
配達された牛乳の量が少し減ると言うことはビンの上に少し隙間が出来る、
こうなると、「誰かがビンを開けたのかな?」と疑いたくなり、気持ち
悪い、と言うのだ。現に今までもそうした事での事件が発声しており
充分に考えられることだ。
 また、ひとつ一つは僅かでも(かりに、ポキーの場合3本減らすとしても)
生産者にとっては莫大な数となり、節約効果、利益に結びつくことは明らかだ。
こうなると消費者としては完全に騙されたのと同じことだ。そう考えると
こうしたやり方はやめてほしいと思う。