ラジオ村・村長の旅歴史日記(080)

 昭和46年12月末のアメリカ安売りキップ事件は
羽田でカウンター締め切り10分くらい前にやっと
航空券が届いた。怒りくるっていたので叱り飛ばそうと
思っていたが、業者も真っ青、こちらは手続きで
それどころではなかったので、とりあえずばたばたで
手続きを済ませ、機中の人となったが、二度と安売り
キップなど買うまいと思ったが・・・・・。
 さて機中の人となってからがまた大変だった。
確かノースウエスト航空ボーイング機だったと
思うが、なんと出発して上昇したかと思うと
エンジンから真っ赤な炎が!!!!!
私の席は窓側で羽根のすぐ近くだったのでびっくり、
窓は真っ赤になりだめかと思った。このまま爆発
すろかと思っていたら、あっという間に炎は消えたが
すぐに機内アナウンスで「機体に不都合が起こり
ましたので、燃料を捨ててから、羽田に引き返します」
と言うのだ。
 東京湾上空を何回旋回したことか、30〜40分
ぐらいかかって羽田に引き返したのだ。二重、三重の
災難だった。その日は出発できる¥ず、羽田空港の
近くにある東急ホテルに泊まらされて、あくる日の
飛行機でアメリカに向かったような気がする。