ラジオ村・村長の旅歴史日記(096)

 昭和48年10月全国番組コンクールの審査の
仕事で私にとっては初めての沖縄旅行となった。
日本テレビ時代に私が所属していた教養部という
頃の先輩に鯨岡さんという女性の方がいらして
その先輩のご主人の里が沖縄で料理屋をやって
いらっしゃるということで、一度食べに行こうと
言っていたのだが、なかなか機会がなくて実現
しなかった。それがひよんな事で行くことに
なり、そこで接待を受けたところが偶然その
料理屋ではないか!  縁とは不思議なものだと
思う。
 とにかく初めてずくしで、当然沖縄料理も
初めて、最初に出てきたお酒のつまみの
くりくりしたくらげがとてもおいしいかった
ので、私はおいしい場合おかわりを要求する
場合が多々あるのだが、この時もついおかわりを
したのだが、後で聞いてたらなんとそれは
豚の耳と言うではないか!
 かつて香港でうな丼がおいしかったので
おかわりしたら”へび丼”だったと言う事が
あったが、それと同じで、えっ??と思ったが
後のまつり、でも確かにおいしかった。