ラジオ村・村長の旅歴史日記(124)

  昭和52年10月からは富山の
北日本放送の朝のテレビのローカル
ワイド番組「おはようKNBです」の
パーソナリテーを引き受けるようになり、
富山に住む事になり、一週間の日程が
複雑になった。と言うのも東京の仕事を
やめるわけにもいかず、月曜日から
金曜日までは朝のテレビ番組があるので
金曜日の昼に富山空港から飛行機で
東京にもどり、雑誌社、新聞社の仕事を
して、土曜日の最終の寝台車で新潟へ
向かい、新潟放送ラジオのワイド番組を
して、土曜日の夜は富山に泊まり、
日曜日の朝に新潟から富山へと言う
スケジュールをこなす事になったのだ。
  したがって雑誌社、新聞社の記事も
北日本に偏った取材にならざるを得な
かった。勿論こんな生活をするのは
初めてで、最初の内はかなり疲れたが
だんだん馴れて、富山のテレビの取材で
富山のローカルの旅をするようになり、
砺波のチューリップ祭りとか、
欄間作りの様子を見るとか、なかな
体験できない旅取材が出来て楽しかった。