ラジオ村・村長の旅歴史日記(213)

  昭和63年1月上旬、久しぶりに大坂
神戸へ出掛けた。もともと私は神戸と言う
町が大好きで、三の宮の古いコーヒー屋
”にしむら”へ立ち寄り、コーヒーを
飲んでからぶらぶら神戸の町を散歩する
と言うコースになるのだが、神戸には
こうしたコーヒーショップは一杯あり、
今回も元町の路地にしゃれたコーヒー
ショップを発見、名前を忘れたが、朝
から近所の店の若旦那と言う感じの
親父や、やはり近所の店の女将さんと
言う中年の女性などが集まってくる店で
雰囲気があり落ち着く店で気にいった。
勿論コーヒーもおいしかった。
  今回は山手の、元屋敷跡をそのまま
利用して喫茶店、ブチック、雑貨やに
改築して商売をやっている店を見学
してきた。都会だから出来ることだが
建物はそのままにして母屋を喫茶店
離れをブチック、納屋を雑貨やに改装
していたが、喫茶店は畳みはそのままで
靴を脱いで入ると言うスタイルだったが、
なんお抵抗もなく、窓から見える庭園
風景をそのままにうまく生かした設計は
落ち着く。なるほだなと思って帰ってきた。