ラジオ村・村長の旅歴史日記(219)

  平成1年3月中旬、水俣市のお寺の
お坊さんと知り合いになり、お寺を
訪問する事になった。
  なんでもない事だが、お寺のお堂に
入ってびっくりしたのは、お寺のお堂
と云ったら畳みで、そこにみんな正座
して・・・、と思っていたら、なんと
そこにソフアーが置かれているではないか!
えっ?と言う感じだった。
  「何故ですか?」と訪ねたところ
いっらしゃるご高齢に方々はみな足が
悪く正座が出来なんで・・・、と言う
ではないか。めったにこうした所には
出入りしないのでそれまで知らなっかったが
言われてみればなるほどと思う。
  こうして何でもない事だが、いろいろな
機会を見つけて、いろいろな人と付き合って
いろいろな事を知る事が出来る。取材と
言う事だけでは狭い事にしかつき当たら
ないので、私はこうして外に出掛ける
ようにしていた。