あんなこと こんなこと(323)

  今回のトルコの旅だが、首都のアンカラ
からいよいよイースタンブールへ向かうことに
なった。
 3000キロのバスの旅もいよいよ終わりに
近ずいたが、広大な土地だけに景色はこんな
具合だ。



  高い木はほとんどない。広野と言っても
よいだろう。



  時たまこのように部落が現れる。みんな
赤いレンガの屋根だ。山肌にこびりついて
いると言った感じだ。




  そうかと思うと海抜900メートル近い
山を走るので、霧深い山の峠もある。





  こしたところは危険なので、トンネルを
掘り迂回路を作っている。なにしろ広野を
走り抜ける、と云っても海抜500メートル
くらいの所から1200メートルくらいの
所を走るわけだから急に登ると云うことはない。
だらだらと登るのでいつこんな高いところに
きたのかと云う感じだ。耳鳴りもせず、気圧
の変化もそれほど感じなかった。ただトイレの
ないバスだったのでトイレタイムが大変だった。
ほとんどが有料のトイレだったが、有料で
あるにもかかわらずトイレットペーパーが
なかったり、ドアが壊れていたりと設備の
面だは少々問題があった。
  最近ではトイレ付きのバスも走っているよう
だがそうしたツアーに参加するとなると
旅行料金が倍になるようだ。