「77歳になっちゃったヨ〜ン!!」(12−021)


  少数派の私(1)

    

  この70年以上生きてきて
   そのほとんどの場合私は
    少数派を生きてきた
     と云っても過言では
      なかろう。
   幼児の時はおばあちゃんっ子で
    同じ子供とは遊べず
     家に閉じこもっている事が
      多かったし、幼稚園に
       入っても他の子供と
        馴染めず孤立しており
  小学校一年生の共同写真を
   見るともやしっ子だった。
    青白い顔で首に包帯を    
     巻いた弱わ弱しい子だった。