あんなこと こんなこと(178)

 民主党政治になって確かに社会は変わりつつあるようだ。変わらねば
だめな時代に来ているのだから、多少の無理はあっても変わらねば
ならないと思う。
 先日のサンケイ新聞で、論説委員の小林毅氏は、大阪府に知事
橋下(はしもと)知事の例を挙げ、「変人知事の次ぎの仕掛け」と
題して、 「世の中を変えるのはよそ者、若者、変わり者(バカ者
というときもある)」といわれる。変革に必要なのは、よそ者=
第三者の視点、若者の新鮮な感性と馬力、変わり者独特の
発想力ということか・・・・。中でも貴重なのは”変わり者”
要素かもしれない。   と発言されておられたが私もそう思う。


 私自身もいろいろ改革に携わってきたが私流に言わせれば
3バカがいないとだめだと思った。小林氏の言う”若者”には
こだわらない。新鮮な感性の持ち主ならば年齢に関係ないのだ。
現に私がかかわった町おこしのメンバーは団塊の世代だった。
若者は燃えるが持続性、耐久力が足りない。したがって
こうした運動は同じメンバーがやっているので気が付いたら
みんな年を取っているというのが現状だ。成功している
町おこしのメンバーを見るとみんあ60歳代、時々くたびれた
と言いながらもやっている。
 本当に社会を動かしているのは、婦人(時間が多少あるので)と
こうした団塊の世代と言ってもよいほどだ。なさけない・・・・。