ラジオ村・村長の旅歴史日記(218)

   平成元年1月下旬、水俣市・湯の児温泉
福田農場、三笠屋旅館へ出掛けたのは、
ラジオ村と言う番組とどう連動して育って
行くかと言う事を話し合うためだ。  
  こつこつとスペイン村を築く福田農場
レストランも少しじつ出来上がってきた。
白壁もスペインそっくりに塗らないと
気がすまない福田さん、大工さんとケンカ
しながらの建設だ。でも、建物が出来てくると
なんとなくスペインらしくなってきた。
  三笠屋旅館は各々の部屋から海が見える
と言うのが特徴で、御所の浦へ夕陽が沈む
のがなんとも言えない。そんな旅をしませんか
と訴え、仲間を増やして行く方法を取ることに
した。
  農家の人々がそれに惚れてくれラジオ村を
聞いている人がたくさん来るようになり、
ラジオのお客さんも増え、相乗効果が出た。
  こうしてRKKラジオの「ラジオ村」は
一歩一歩前へ進んでいった。熊本の人の生活を
より身近に感じるようにと、時間のある限り
何処へでも出掛けた。