あんなこと こんなこと(11−02)

  正月の新聞相変わらず民主党の内紛を伝えている。



  首相が強きだろうとなんだろうと、今年をどんな
明るい展望にするのか、それが先だろう。どっちが
数を制しようと、それは民主党内の事、国民は
関係ない。
    


  小沢と金の問題は、今の政治家全てに共通する問題で、
一人を追求しても、所詮刑務所の塀の上を歩くのが
上手な人ばかりが話題になっているだけで、政治倫理
審議会に出席しようと、自分の都合の良い話のみを
出してくるだけで、問題は浮きぼりになるわけがない。
ただ時間を費やしてゲームをしているようなもので
それより、真剣に政治と金のあり方を改める方法を
審議してもらいたい。
  小沢さんにしても、今までの政治と金の世界の
生き残りみたいな人で、その点では被害者の一人
と云えなくもない。裁判をした所で、万一負けても
「私の考え、発言を理解してもらえなくて残念・・」
と云うのが落ちみたいなもので、真相は明らかに
ならないだろう。
  要は金の流れの透明性、いかに有効に使われて
いるか、国民が見ても納得の行く金の使い方で
あるかで、政治に金がいるならそれをどこから
どう言う風に捻出すればいいか、今でも国民から
政党助成金が払われているが、これは国民の
金であり、当然それを使うならばどのように
使ったか国民が納得行く精算を示すべきで、
それすらあいまいで、こんな事をやっているから
政治と金をはっきりさせよ!  と云う声が起こる
のであって、そこを答える事が問題で、ただ
法律的に怪しいのなんのかんの言ったところで
我我国民にとっては関係ないことだ。そこを
はっきりと解説してこそ新聞で、マスコミで
ただ争いを面白おかしく伝えたところでなんの
得もない。マスコミは問題をはっきりさせてこそ
存在価値がるのに、目の前の争いのみを追いかけて
いるだけでは紙面を黒く塗りつぶしているだけと
言いたい!!!